美容外科/美容皮膚科
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ダイエットピル
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池田総院長がオフィシャルブログ「本音美容辞書」で連載したダイエットピルの効果や注意点、ダイエットのコツなどの転載です。
ダイエットピル
January 12, 2010
「ダイエットピル」(テーマ:銀座いけだダイエット) オフィシャルブログ「本音美容辞書」より転載 それではダイエットピルについてアップしていきたいと思います。
まず、今まで僕がこのブログでダイエットピルについて多くを語らなかった理由を書きたいと思います。本当に効くダイエットピルは、医師の処方箋がないと出せません。
ところが、世界には偽造薬がたくさん出回っています。薬の偽造はカプセルと箱だけ偽造すれば良いだけですから、ブランドのカバンの偽造よりもとても簡単です。悪徳業者がこれに手を出さないわけがありません。
例えば、中国製の偽造品バイアグラは、プロの僕でも見分けがつきません。 そしてもう一つ、ネットには悪質な個人輸入代行業者がたくさんいます。簡単に賢く、安く手に入るふりをしています。
国民生活センター個人輸入代行業者に対しての警告を見て下さい。⇒詳しくはこちらをご覧ください。
もひとつ、厚生労働省からの警告。⇒詳しくはこちらをご覧ください。
こちらは、死亡者も出ています。 健康被害が出るかもしれないといけないと思ったのが、今までブログに書かなかった理由です。
しかしダイエットのブログは他にもありますから、危険性を含めて今回情報をアップすることにしました。
よって、賢い読者のみなさん。絶対に個人輸入はやめて下さいね。
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ダイエットピルの歴史
January 14, 2010
「ダイエットピルの歴史」(テーマ:美容辞書)
オフィシャルブログ「本音美容辞書」より転載
まず、ダイエットピルの歴史について説明します。
その歴史を知れば、なぜ医師の処方を受けずに個人輸入でダイエットピルを使用することが危ないかをわかってもらえると思います。
食欲を抑えるということは、ノルアドレナリンという神経を興奮させるホルモンやセロトニンという心を落ち着かせるホルモンなどの状態を変化させることを意味します。その薬の原型となったのが1933年に合成されたアンフェタミン、すなわち覚せい剤です。
覚せい剤の食欲抑制効果は有名です。しかし最近の芸能人の逮捕で皆さんご存じの通り、中毒性が高いうえ、情緒不安定や動悸、けいれんなどの副作用が強すぎるため痩身薬として使われることはありませんでした。
1960年代から、製薬会社は覚せい剤のような副作用がなく、食欲抑制効果だけがある薬の開発を進めました。
そうして開発されたのが、マジンドール、フェンタミン、フェンフラミン等です。
しかしフェンフラミンは原発性肺高血圧症という致命的な病気を引き起こすことがわかり、使えなくなってしまいます。
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ゼニカル(XENICAL)・脂肪分解阻害剤
January 17, 2010
「ゼネカル」(テーマ:美容辞書)
オフォシャルブログ「本音美容辞書」より転載
ゼネカル(=ゼニカル)はスイスのロシュ社で新薬開発を手掛ける科学者がスペインのマジョルカ島に滞在中、土の中から特殊な細菌を見つけたことから開発が始まりました。
その細菌は脂肪分解酵素をブロックする働きがあったのです。その細菌をもとに有効成分が取り出され、オルリスタット(商品名ゼネカル=ゼニカル)が生まれました。
ゼネカルの特徴は体の中には入らずに、小腸内でリパーゼという脂肪分解酵素の働きをストップさせることです。そのため、小腸からの脂肪の吸収を30%ブロックします。すなわち、今までと同じ普通の食事を続けながら、ダイエットができるというわけです。
他のダイエット薬との一番の違いは、体に吸収されないために安全性が高いということです。欠点は脂肪を食べ過ぎる人の場合は便の中に多量の油が出て下痢気味になることです。
ただ、脂肪の多い食べ物を採ると下痢気味になる、と体が覚えてしまうと、脂肪の多い食べ物を避けるようになります。
そうした意味で、食事を改善していく効果があります。
もうひとつ、脂熔性ビタミン(ビタミンA,D,E,Kやベータカロチンなど)といって油に溶けて吸収されるビタミン類が不足する可能性があるため、サプリの併用などの注意が必要です。
胃腸症状はありますが、「体の中に吸収されない」というのはとても安全です。
僕自身はたまに付き合いで焼き肉などを食べる時だけ服用しています。
ゼネカルは現在日本では大正製薬が承認準備中です。
⇒詳しくはこちらをご覧ください。
ただ、大切なのはあくまでもきちんとした食事療法です。
朝野菜ダイエット、皆さん頑張ってくださいね。
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